東チベットざっくり話。

こんにちは、りょうこです♪
東チベットの事を書こうとしたら、色々な思い出が浮かんできてうまいこと纏まりません(´;ω;`)
東チベットの記事は、以前少し書いただけ。
東チベットとは、地名ではなく
チベット自治区外にあるチベット文化圏の呼び名です。
↓
unhuman.hatenablog.com
今日もテーマを絞って書こうとしたけれど、
色々な思い出が浮かんできてうまいこと纏まりません(´;ω;`)
だめだこりゃ(´;ω;`)
衝撃が強すぎて、まだ気持ちが整理出来ていないんです。
だから今日は、私が見た感じた東チベットを、思うがままに綴っていきます。
今日は基礎知識も情報も、あえて書かずにおきます。
ではどうぞ。
その1、厳しい自然環境
季節は冬。標高の高い東チベットはとにかく体が冷えた。
食事は楽しむというよりも、暖を取るためのものだった。
辛いスープ麺ばかり食べていました。
ドライヤーのない宿に泊まり、濡れた髪のまま外に出たら、
瞬時に髪が凍りました。
ちなみにこんなに寒い日にも、お洗濯は外の井戸水で手洗いです。
その2、圧倒的な景色
特に移動中、車窓から見える自然には飽きることがありませんでした。
その3、人々の信仰心
寺院を時計回りに周回する人々。
僧院が集まって出来た、見るも不思議な光景。(ラルンガルゴンパ)
ラサ・ポタラ宮殿の刺繍も編み。
その4、飾りのない日常風景。
ツァンパ(写真の袋に入った粉)を口に含み、バター茶をすする。
…むせないのかな…。
乗り合いバンの移動は、いつも定員オーバーで出発。ぎゅうぎゅうに詰めて座る。
先程のラルンガルゴンパの僧院。赤い美しい風景と打って変わって、内装はバラックのような簡素さ。
その5、飾らない生と死。
チベット族の結婚式にたまたま出くわしたり。
腕を取り、歌って踊って笑って祝う。
その一方で、
鳥葬も見た。
鳥葬とは遺体を鳥に食べさせる葬儀です。
その6、助けられてばかりいた。
寒さと標高と悪路移動で、
体調を崩しやすかったです。
寝込んでいたら他の旅人さんに薬をもらったり、心配されたり。
回復。
具合が悪い時に乗っていたバスが故障して止まった時もあった。
でも必ず誰かの助けで目的地に着きました。
およそ多くの人がピンと来ない
『生きている』事の実感。
鳥葬。
おびただしい数の鷹には生が、
ついばまれていく人肉からは死が。
ジャッジのない、自然現象としての生死が、むき出しの状態で在りました。
『生きている』私がただそれを見ていました。
見ても、結局のところ生と死のことは私には受け止めきれませんでした。
東チベットは大変な出来事も多かったけど、
それぞれに順位がつけられない程、思い出深いのです。
ryoko.